国立大学法人琉球大学でウェルネス研究をされている荒川雅志教授の研究室にお邪魔させていただきました。教授の研究テーマの題材になっているものは多岐に渡っていますが、その中の一つにコーヒーを切り口にしたウエルネス研究もあります。
コーヒーは健康効果や疾患の予防になる側面もありますが、人々の”つながり”を生み、人生、生き甲斐、日々のライフスタイルに寄り添うアイテムとして長く人々に愛されています。
私たちH&LOOPの目指す世界観と教授の提唱されているコーヒーとウェルネスの価値観はとてもよく似通っており、共鳴する部分が非常に多かったです。今回はウェルネスの視点からコーヒーを俯瞰的に眺めることができました。
教授の研究室にはコーヒー生豆や焙煎器、コーヒー機器が並び、カフェのようにとても居心地がよく、ここにハンドループのコーヒーも仲間入りさせていただきました。コーヒーとウェルネスの講座や来客がある際にご自身で焙煎されたフレッシュなコーヒーを振る舞われているそうです。今までにない画期的なオフィスですね?
荒川教授の研究テーマの一つ「世界5大長寿地域(ブルーゾーン*)」は沖縄とコスタリカが含まれています。コスタリカで生まれたハンドループコーヒーが、教授の手から新たな手に繋がれていることを想像するとこのご縁にワクワクせずにはいられません!
※荒川教授の研究はこちらから→ https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp
ウェルネスとは「身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤に、豊かな人生をデザインしていく、自己実現」、と荒川教授は定義しています。
そして「豊かな人生、輝く人生、生き甲斐に向かって没頭している、熱中している、人それぞれの自己実現の過程のなかに寄り添うアイテムとしてのコーヒーにまつわるウェルネスライフスタイル」の実践研究、品質にこだわる生産者と丁寧につながる地域づくりを目指しているそうです。(琉球大学HPより)
*ブルーゾーンとは、米国人研究者ダン・ベットナーとナショナル・ジオグラフィックが世界中の長寿地域を調査し発見した、健康で長寿の人々が居住する特別な4つの地域:沖縄(日本)、サルデーニャ島(イタリア)、ロマリンダ(米国カリフォルニア州)、ニコヤ半島(コスタリカ)を指します。